構造化マニュアルについて
介護予防リーダーが地域で介護予防活動をするために必要なことをグループワークで話し合い、以下の7つの項目を選定しました。
- 活動の目標・目的を決める
- 人間関係を構築する(グループ内)
- 人間関係を構築する(グループ外)
- 活動に伴うリスクを管理する
- 活動のためのスキルを伸ばす
- 活動の計画を作る
- 活動への動機づけを維持する
これら7つの項目に対して、支援者が持つ暗黙知を図1に示す方法*1で構造化しました。水色の枠内の行為は線や矢印でつながっており、それぞれ関係性を示しています。上の「行為」を達成するためには、「行為A」または「行為B」と「行為C」を行う必要があります。図2の例では、介護予防リーダーが「地域介護予防活動の目標・目的を決める」ためには、支援者の行為として、「活動グループの理念の共有を支援する」、「介護予防について教育する」、「地域の介護予防の現状把握を支援する」を行う必要があることを示しています。
図1 構造化マニュアルの図の意味*2
図2 構造化マニュアルの例
*1 西村悟史ら, 現場主体の“知識発現”方法の提案, 人工知能学会論文誌 2017; 32(4).
*2 図1は産業技術総合研究所が作成した構造化マニュアルの図をもとに作成
*2 図1は産業技術総合研究所が作成した構造化マニュアルの図をもとに作成
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